Python の変数

ここでは Python の変数についてご説明します。

Python の変数とは?

プログラムで「変数」というのは、データを入れる箱に名前タグをつけたのようなものです。

プログラム言語によっては、この変数はこんな種類のデータを入れるものですよ、とデータ型を先に宣言しないといけないものもありますが、Python ではその必要はありません。

変数に値を入れることと、「変数に値を代入する」と言います。


「 Hello Python! 」という文字列をプリントするだけの次のようなコードがあります。

print("Hello Python!")

この print() 関数に渡す文字列 "Hello Python!" を、msg という名前の変数を作って代入し、それから print() 関数に渡すように変更すると次のようになります。

msg = "Hello Python!"
print(msg)

print() が実行される時に、msg 変数の中には、"Hello Python!" という文字列が入っていて、実行した結果は同じです。

Hello Python!

変数に別の値を代入することによって、変数に入っている値を変更することができます。

例えば、さっきの print() の後で、msg に "Bye Python!" を代入し、再度 print してみましょう。

msg = "Hello Python!"
print(msg)

msg = "Bye Python!"
print(msg)

実行結果は次のようになります。

Hello Python!
Bye Python!

Python の変数名のルール

Python で変数に名前をつける時のルールが何個かあります。

  • 変数名に使えるのはアルファベット(大文字小文字のA~Z)、数字(0~9)、アンダースコア(_) のみです。
  • 変数名は数字から始めることはできません。
  • Python で予約されているキーワードや組み込みの関数名は使えません。

Python の予約されているキーワードや組み込み関数名はいろいろありますが、全部知っておく必要はありません。

構文をハイライトしてくれるエディタを使っていると、いつもの変数とは別の色がつきますし、実行するとエラーになるのでわかると思います。


Python の変数名はケースセンシティブです。大文字と小文字が違うと別の変数だと判断されます。

例えば、先ほどコードの 4 行目で、msg を Msg に変更して実行してみましょう。

msg = "Hello Python!"
print(msg)

Msg = "Bye Python!"
print(msg)

実行結果は次のようになります。msg と Msg は別の変数なので、msg の値が二回プリントされています。

Hello Python!
Hello Python!

以上、Python の変数についてご説明しました。

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